2024年度 年末ツアー行事レポート

日程:2023年12月30日(土)~ 31日(日)
場所:田代スキー場
参加:会員8名,一般2名

2024年度年末ツアーは、雪が全然無く、苗場スキー場を諦め隣の田代スキー場で行いました!
田代スキー場でも,あちらこちらに土が見えていましたが、今回のレッスンで使用する緩中斜面は問題なく雪があり、内容の濃いキャンプが行えました!!
ハイパー講習のみの開催になり、講師2名体制、参加者10名の大変リッチなキャンプになりました。

田代スキー場は、ロープウェイ降りた場所は大変狭いので、田代ステーションで開校式行いました。

 

初日(30日)は、とても天気良く集合場所の背景に、苗場山がきれいに見えてました。

今回のポイントは、スキーがうまくなる為には!!
・スキーが回転をするのは、迎え角(進行方向と板の角度)と荷重による。
・プルークスタンスは既に双方の板に迎え角ができている。ファーレンで滑ると、迎え角により双方の板が中心に寄ってくるのを荷重で保持(板を捉える)ている。
※この捉えが重要

1.制動プルーク
・制動プルーク(ブレーキのターン)のターンは、外足を押し出す(足位置を変化)ことにより雪面を削る。
・雪面を削るとは、常に体は両足の真ん中で正面向き、両脚の長さも同じにして外足を押し出す。
・外足だけ伸ばしてしまうと体が内足に残り、体は内側に向き、そして外足に荷重できない。
・常にブレーキがかかるターンができ、進む方向があまり変わらない。

2.滑走のプルーク
・滑走のプルーク(スピードが変化しないターン)のターンは、足位置を変化させずに重さの位置を変化(荷重)させる。
・3関節(足首・膝・股関節)を連動して、ポジションをくるぶしの下を保持した状態で変化させ、外足側に荷重する。
・荷重で、左右のバランスが崩れ、進む方向が大きく変わる。
・外足側に荷重であって、外足位置を変化させてはいけない。
(プルーク形状、幅は変えない!!、重さの変化だけ!!)

3.滑走プルーク
・滑走プルーク(推進力の出るターン)のターンは、角付けを強化(内転筋の緊張)することにより、板を雪面に食い込ませることにより、早い捉えを行い、ターンを始動させる。
・ターンを進行すると、遠心力により板から圧が発生する。それを、荷重で保持することよって、板にしなりができ、滑走性が良くなり進む方向が大きく変わる。
・内転筋の緊張は、両膝の寄り目!!

 

夕食後の懇親会、ここでも「スキーがうまくなる為には」談議に花が咲きました!!

2日目は、初日に理解した内容を、実践する時間になりました。
各自思い思いにイメージ作って自主練習

と思えば、ダレた元会長も???!

なんとか雪はありました。「スキーがうまくなる為には」テーマに対して、バーンよく、そんなに混んでなく、とても良い環境でのレッスンができました。参加者の皆さん、宿題持って帰って、練習あるのみです!!!

佐伯(年)(記)